お墓参りをするときに気をつけておくべきマナー

お墓参りをするときに気をつけておくべきマナー

お墓参りの時のマナーは

ある時期になると、お墓参りを考えることはだれにでもあることです。亡くなった方だけではなく、ご先祖の供養ということも考えるでしょう。お祈りをするということだけではなく、もっと精神的なよりどころとして、現世との接点となる部分ともいえます。普段は気にするような存在ではなくても、お墓の前に行ってみると話しかけたりすることがあるのは、大きなつながりを感じるからではないでしょうか。お墓参りはさまざまなことに感謝をすることができるよい機会でもあるのです。

本来は、とても身近な場所にあったため、何かの折にお参りすることもできました。日常生活の一部でもあったわけですが、これがだんだんと遠方となり、決められた時期に訪れるように変化していったといえるでしょう。

お墓参りということが、先祖などにも感謝するという機会であることを考えると、マナーがあるのも当然のことです。感謝しながらさまざまなことに対して手を合わせるのですから、礼儀ということが必要になるからです。それをマナーというかたちに言い換えただけですので、特別な作法があるというわけではありません。礼儀ということを意識することができれば、お墓参りをするということに大きな問題はないでしょう。

服装や持ち物はお参りができるようにする

マナーとして考えると、手を合わせることがもっとも重要です。感謝するという気持ちを込めることができなければ意味がなくなってしまいます。服装ということを考えると、あまりに派手なものは向いていないのはすぐにわかります。感謝したり報告したりするのに、派手にする必要などないからです。普段着でも構いませんが、身支度はきちんとまとめるということが必要になってきます。

お墓参りするときには、周りの掃除もすることになります。そうなると、服装によっては掃除がしにくくなってしまいますので、動きやすい服装であることは大切です。墓石を掃除するときに濡れてしまうこともありますので、足元も考えておくと失敗しないでしょう。

服装とともに持ち物も重要になってきます。生花と線香、ろうそくは持っていくことになります。お供え物なども持っていくことがありますし、線香やろうそくに火をともすためのマッチやライターも必要です。あまりお墓参りにいっていない場合には、掃除の道具も必要になります。ごみ袋もあると便利ですので、用意していくと便利です。

共同墓地の場合には、ひしゃくや手桶がない場合もあります。あとから失敗したと思わないように用意しておくことが大切です。あると便利なのが、たわしなどでしょう。墓石は意外と汚れていることが多く、手でこすったぐらいでは取れないこともあります。こするものがあれば汚れを落とすのが早くなりますので便利です。マナーとして考えるのであれば、時間帯を考慮しなければいけません。掃除もしやすい時間を考えると、夕方遅くなってからは避けたほうがいいでしょう。ただし、迎え盆の時のように、地域によっては夕方暮れてから行く場合もあります。

お参りするときの順番とマナー

お墓に付いたら、まずは管理者に挨拶することが大切です。普段お世話をしていただいているのですから、お礼を兼ねてご挨拶することは礼儀に適っています。本堂のお参りもすることを忘れてはいけません。手桶に水を張り、ひしゃくを持ってお墓の前に行きます。まずは手を合わせて礼拝しましょう。お墓参りに来ましたという挨拶ですので、まずは手を合わせることです。

次にお墓の掃除をして、ごみなどを撤去します。汚れている部分などはきれいに落としておきますが、区画内の雑草などもきれいにすることが大切です。花立に花を挿すときには、風にあおられて倒れたりしないようにします。両側に同じようにすることが理想ではありますが、現実には難しいことも出てくるため、ボリュームをそろえるようにしましょう。

お供えもこの時に半紙を折ったうえに置きます。必ず持ち帰るようにすることを考えても、半紙を敷く方が良いでしょう。ろうそくに火をともし、線香に火をつけます。この時には、息を吹きかけて消したりしないようにしなければいけません。お参りする順番は、故人との縁が近い順となります。線香の火を消さないように水をかけ、両手を合わせて合掌しましょう。ろうそくは火を消し、持ち帰るようにします。

ここまでで一通り終わりますが、あくまでも一般的な流れです。これも宗派によって違いがある部分もあります。数珠を持って手を合わせるといったところも大きな違いが出る部分です。最後にはすべてきれいに片づけて帰ることになりますが、基本的に難しいことはありません。一般的にお墓参りの目的を考えれば、理解できる範囲のことをするだけですので難しいことではないはずです。それよりも大切なことは、お参りをするという心なので、できるだけ多く訪れることができるようにしていきましょう。

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