終活でのお金の考え方│財産や資産の管理はどうすれば良いのか?

死後に、お金のことで家族が揉めてしまうのは避けたいものです。
終活の際には、お墓や葬儀に関する準備だけでなく、財産のことも考えておきましょう。

本記事では、終活におけるお金の考え方や財産管理のコツについて紹介します。

終活で着手しておきたい財産整理や資産管理とは?

終活でやっておきたいことはたくさんあります。
遺言書やエンディングノートの作成、葬儀やお墓の手配の他、身の回りのものを片付ける生前整理や断捨離にもぜひ着手しておきたいものです。

生前整理や断捨離というと、荷物の片付けばかりに目が行きがちかもしれません。
もちろん、家具や家電、衣服や食器などの処分も重要ですが、お金の整理をしておくことも大切です。

家族が亡くなった後、残された方が財産で揉めるケースは少なくありません。

預貯金の他、保険、有価証券、クレジットカード、公的年金など、財産にはさまざまな種類があります。
また、不動産や貴金属、骨董品やコレクションなども財産に分類されます。

これらを生前に整理しておけば、残される家族に負担がかかる心配を減らせるでしょう。

終活における財産管理の方法

終活の一環として、まずは自身がどのような財産をどれだけ持っているのかを把握することから始めてください。
具体的には、以下のような項目を中心にチェックしていきましょう。

1. 現金の洗い出しをする

財産管理をするときには、自身の財産をリスト化するのがおすすめです。
本人が亡くなってから家族が預貯金の引き出しや口座の解約をしようとすると、時間や手間がかかってしまうので、生前整理をしておくことが重要です。

まずは預貯金を金融機関ごとに残高を調べておきましょう。
通帳が発行されないインターネット銀行の口座を持っている場合、気付きにくいものなので、リストに明記しておくことが大切です。

あちこちに預貯金があるときには、不要な口座を解約して、メインバンクにまとめてしまうのもよいでしょう。

2. 現金以外の財産もリストアップする

預貯金や現金以外に、株や債券、投資信託などがあれば種類ごとにリストアップしておきます。
その際、時価を調べておけばおおまかな資産の金額を把握できます。

また、貸金庫を使っているときには、所在を明らかにしておくことが重要です。

3. カードやサービスの契約内容を調べる

クレジットカードを使用しているときには、カード会社名などをリスト化しておきましょう。
また、携帯電話の契約や、会員制サービス、サブスクリプションなどについてもできればリストアップしておきます。

契約の種類や契約している会社名を書き出しておけば、もしものときにも安心です。

4. 不要な財産があるときには整理する

財産を洗い出すと、今後の人生に必要なものとそうでないものが見えてきます。
必要のないものは、生前のうちに誰かに引き継ぐのもいいかもしれません。

たとえば土地や空き家などの不動産は、放置すると処分がしにくくなります。
できれば、早い段階で売却を済ませておくことをおすすめします。

また、骨董品や美術品、貴重なコレクションなどの整理に着手するのもよいでしょう。
不要な財産を整理すれば老後の資金として使える他、家族にまとまった額のお金を残すこともできます。

終活で資産管理するうえでの注意点

トラブルを避けるためにも、お金の管理には細心の注意を払う必要があります。
ここからは、終活の資産管理で気をつけたいポイントについてチェックしていきましょう。

1. 口座番号やパスワードの取り扱いに気を付ける

財産をリストアップした後には、家族に共有しておきましょう。
ただし、預貯金の残高や口座番号、パスワードなどをこの段階で伝える必要はありません。

残高や口座番号、パスワードなどを誰もが見られるような状態にしておくと、誰かが無断でお金を引き出すなどのトラブルが起きることがあります。

また、防犯のことを考えれば、通帳や印鑑類は別々に保管した方が安心です。
生前に伝えるのは、どこにどのような財産があるのかという情報だけで十分です。

財産の所在が分かっていれば、相続の際に適切に対応できます。

2. 限られた人にのみ情報を伝える

財産の話は信頼できる限られた人にのみ伝えておくようにしましょう。
死後のことが不安だからと周囲の人に財産のことを話しすぎると、情報を悪用されてしまうことがあります。

財産目録を作成し、自分の子供のみに見せるなど、財産の管理には細心の注意を払いたいものです。

3. 財産目録は定期的に更新する

財産目録やリストを作成しても、情報が古くなっていては有効活用できません。
財産目録やリストを一度作成した後には、数年に一度程度内容を確認し、更新しておきましょう。

定期的に内容を確認すれば自身の財産のことを詳しく把握できるようになり、老後の資金や家族に残すお金のことを的確に判断できます。

【まとめ】

就活は財産整理が大切!リスト化して把握することから始めよう

終活にあたって財産管理をすれば、現在どれだけの財産を持っているのかを具体的に把握することが可能です。
財産の内容をクリアにしておくことは、今後のマネープランを考えることにもつながります。

お金の不安を解消し、安心して老後を過ごすためにも、ぜひ終活の一環としての資産整理を始めてみましょう。

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