終活の一つとして納得のいくお墓を作ろう

終活の一つとして納得のいくお墓を作ろう

終活をする意味とは

現在「終活」という言葉は大変なじみの深い言葉ですが、本来は就職活動を略した言葉の「就活」をもじって、亡くなる前の準備をしましょうという意味で作られた言葉です。しかしこの言葉は、今世間一般に広く認知されています。その大きな理由として、現代の社会的な背景があります。

昔は大家族で生活していたこともあり、近親者が亡くなると、故人のお葬式や遺品整理、お墓を建てるといった葬儀の関係はほとんど身内が請け負っていました。しかし現在では、65歳以上の高齢者が増加する一方で、出生率が減少しています。その結果、単身者や子供のいない家庭も珍しくはなくなりました。このような時代背景で大きな問題となっているのが、自分が亡くなった後に、葬儀やお墓の管理といった死後の始末を誰が担ってくれるのかということです。そのような理由から、今までは残された近親者が故人の後片付けを請け負ってくれたのに対し、これからは自分が生きているうちに、自らができる範囲で人生のエンディングを見据え、死に支度をしておくことが見直されるようになりました。これが「終活」です。終活をすることは、旅立っていく本人だけではなく、残された方に負担を軽くしておくためのとても有意義な活動といえるでしょう。実際に終活に関する問題は、社会的な関心ごととしてマスコミにもよく取り上げられ、大きな反響を呼んでいます。

終活をするなら、これだけは覚えておこう

終活にはどのようなものがあるのか、そのいくつかの例を取り上げるとともに、覚えておきたいポイントについても紹介します。

まず生前整理です。多くの遺品を残して旅立ってしまった場合、亡くなった方の片付けをする人にとっては費用や時間の負担が強いられます。残された方への負担を減らすには、元気なうちにいらなくなったものを捨てておくことが大切です。なお近親者に遺品整理の負担を掛けたくない、自分で整理をするのが困難だと判断した場合、遺品整理業者もあるので相談をすると良いでしょう。加えて、現代社会ならではの問題としてインターネットやスマホのパスワードやIDがあります。これらは当事者しか知りえないものなので、残された人が開くことができません。パスワードやIDで周囲に迷惑を掛けないためにも、使用をしなくなると判断した時には個人データを消去しておくようにした方が良いです。

次に、お葬式です。葬儀に関しては、宗派の関係や個人の希望で近親者同士で簡素に取りおこなったり、葬儀という形をとらず、故人の関係者だけでお別れの会を開くケースも珍しくなくなりました。お葬式は、自分がどのように見送ってもらいたいかが最大のテーマです。そのため、自らが葬儀社に足を運び、専門のスタッフさんとどのように執り行いたいか、葬儀のプランを立ててみるのも賢明な方法です。さらに、お葬式の要望や、残された方に伝えたいメッセージなどを書き残してしておくために、エンディングノートを製作するという方法もおすすめです。

最後に、お墓です。お墓は終活の中でも特に複雑であるので、詳細な内容を知っておく必要があります。そこでお墓に関する知識については、次で説明します。

理想的なお墓を作るために覚えておきたいポイント

お墓は、葬儀と同様に宗派や個人の希望など、色々な問題があります。しかし、葬儀以上に深刻なのは、自分が亡くなった後に誰が供養し、お墓を守ってくれるかということです。現在は少子化も進み、近親者に頼るのが難しくなってきました。そのようなケースを見越したうえで、近年では次のような対策がとられています。

一つ目は永代供養です。永代供養とは、亡くなった方を永久に守り続けるられることを意味します。そして、永代供養は大きく分けて二つあります。一つ目は、納骨されるのがマンションといった建物であるタイプです。これは納骨を管理するのはお寺で、住職が定期的に合同祭祀を行う方法です。メリットは管理費も安く済み、宗派も無関係という点でしょう。二つ目の永代供養は、墓地に埋葬され供養されるタイプです。これは宗教法人や公益法人が管理しする宗派も関係なく申し込むことができる公園墓地と、寺院の宗派に入って管理と供養をお任せする寺院墓地の二つの体系があります。

次に、お墓を建てる時に覚えておきたいポイントです。まず、場所も大切です。特にお寺や霊園の場合は、実際に足を運んで建設を希望している場所を見学してみたり、霊園やお寺の関係者に相談してみると良いでしょう。相談しておきたい項目としては、お墓にを建てるにあたっての土地の購入費用、永代供養料、管理費といった見積もりです。もう一つ大切なのは、お墓の建設予定している場所が、地盤や排水の工事が行われているかどうかです。きちんと工事が施されているかどうかは、災害が起こった時に崩落などを防ぐための重要な基準となります。

終活の一つとして、お墓作りは最も大切なことの一つです。そのため、事前に詳しく決めておくことで安心して任せることができます。

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