簡単に比較することができない霊園の区画相場

簡単に比較することができない霊園の区画相場

簡単にはわからない霊園の相場

お墓を購入しようと考えた場合、まず予算を決めていく必要があります。お墓は簡単に購入することができるものではなく、あとから悔やむことは避けたいので、きっちりと決めるところは決めて選んでいくことが重要です。そのためには、1区画で一体どれぐらいの費用が必要なのか、相場を知るところからスタートしたいところです。しかしこれは簡単なことではありません。なぜならば、一定の相場を見つけたとしても、それが他の霊園にもあてはまるとは限らないからです。

どういったところを選ぶかによって、それぞれに価格の設定方法があります。その方法は、地価ということも大きくかかわってくるため、ひとことでいうことができない場合が多くあります。墓石はある程度相場の想定がつきますが、区画となると、その地域ごとに違いが出るからです。土地相場なども考慮しながら内容を吟味し、周辺の相場と突き合わせしていくことが一番ということになります。この辺りは、住宅相場にも近い性格を持っているといえるでしょう。

霊園の区画は、民間か公営かで大きな違いが出てきます。寺院のようなところは墓地と呼ばれるもので、単純に区画の単価を考えることができません。なぜならば、寺院の場合には、檀家制度が大きく影響するため、付帯しなければいけない費用がいろいろと発生します。その分手厚く見てくれることにはなりますが、宗教や宗派などが合致しなければいけないという大きな壁もあるでしょう。こうした問題から、都市部では霊園を探す人が増えていることも確かです。

費用は少なくて済む公営

公営の場合で見てみると、宗教や宗派が不問であることが多く、区画を利用するうえでの自由度が広がります。宗教や宗派を問わずということで、利用することができる範囲は広がり、日本に住んでいる外国の方で宗教が違っても利用できる可能性があるのがポイントです。運営者が地方自治体となってくるため、こうした自由度が高まりますが、その代わりにその地域に一定期間住んでいるということが条件になることは珍しくありません。さらに、遺骨がなければ申し込むことができないといったことも出てきます。つまり、生前取得は難しく、あくまでもその地域で亡くなった方が利用するものという大前提があるということになります。

区画を大きくとりたいといったことを考えても、実現することは難しい問題です。費用ということを考えてみると、公営ですので非常に低く設定されており、利用料といったかたちだけの支払いとなってくることが重要になります。相場ということで見てもその地域によって設定が異なるため、全国的な比較は意味を持たないといっていいでしょう。

それでも、土地の使用ということを考えれば、1区画当たりが安価であることは間違いありません。それだけに、競争が激しくなり抽選の場合が多くなります。この競争倍率も、地域によっては驚くほど高いことが予想され、人口が多い地域になると、さらに高い倍率になってしまうのが問題です。公募時期も決まっており、必要な時に手に入れることができるとは限りません。

空きがあれば手に入れられる民営

民営の霊園は、空きさえあれば手に入れやすいといえるでしょう。運営主体が民間ですので、できるだけ早く販売したいと考えるからです。公営と比較してみると、空いていれば欲しいと思ったときに手に入れることができますし、遺骨がなくてもお墓を作ることができます。購入を検討している側にとってはこの差はとても大きなものとなります。民間であるため、便利な施設が造られていることが多く、利便性の高い施設も多く存在します。利用のしやすさということを考えると高いレベルになっていることは珍しいことではありませんが、宗教や宗派が不問というわけではなく、経営主体によっては限定されることも出てきます。

費用面から考えると、公営よりは高くなる傾向があり、指定石材店がある場合には、好きなところから購入することができないこともあります。相場ということを考えると、比較できるのは民営霊園同士ということになりますが、地下も大きく影響しますし、サービス内容についても異なり施設も違うため、簡単に比較できないところがあります。

区画の大きさということでも、民間の場合にはいろいろ選べるところが多くなっています。1区画当たりの永代使用料ということで考えてみても、大きさが異なってくるため、一概に相場ということが言えなくなってきます。もちろん、広ければ高くなるため、その霊園ごとに平米単価が決められてはいますが、独自の設定になるため、他との比較が難しくなります。同じような条件でと考えるかもしれませんが、地域による格差もあるので、同じ条件の場所を見つけるのはなかなか難しく、比較しづらい部分があります。

相場がわかりにくいため、まずは自分で予算を決めて、それにあった場所を見つけるということが重要になってきます。高額にすれば便利といったわけではありませんので、自分たちに必要な要件を整理し、予算を考慮しながら探していくと、条件的なことも比較できるようになり、周辺の相場も見えてくるようになるでしょう。

関連キーワード

関連記事