「おのじ通信」Vol.55 2019年3月7日(林編集員)

 

ここ町田小野路霊園には5種類の桜が植えられています。
2月後半から4月前半にかけ、河津桜・おかめ桜・陽光桜・枝垂れ桜・ソメイヨシノと順々に花を咲かせます。その中でも珍しい2種類の桜を今回はご紹介致します。

おかめ桜(オカメザクラ)とは、バラ目バラ科サクラ属の耐寒性落葉小低木の桜の早咲き園芸品種で、春、一重で紅紫色の小さな五弁花を下垂して咲かせます。
イギリスの桜研究家イングラム氏が、寒緋桜(カンヒザクラ)と豆桜(マメザクラ)を交配して作出した栽培品種です。
花名は日本の美女(?)「おかめ」に由来します。

陽光桜(ヨウコウザクラ)はバラ科サクラ属の落葉小高木で、「里桜」の天城吉野(アマギヨシノ)と寒緋桜(カンヒザクラ)との交配によって作出されました。作者は愛媛県の高岡正明さんだそうです。
元教師だった高岡さんは、送り出した教え子たちが戦場に散ったことを悼み、鎮魂の旅に出ました。その旅先の沖縄で寒緋桜と出会い、この陽光桜が生まれることにつながったといいます。

改良25年にして作出された陽光桜(ヨウコウザクラ)を、作者は「平和のシンボル」として日本各地に贈り続けました。 樹高は5メートルから8メートルくらいで、開花時期は3月から4月になります。染井吉野(ソメイヨシノ)よりも少し早く咲き、一重咲きで、寒緋桜(カンヒザクラ)の紅色が残るあでやかな桜です。花径は4、5センチくらいある大輪で、3、4輪が下向きにつきます。別名を紅吉野(ベニヨシノ)とも言います。

桜の花一つ一つに作者の沢山の想いが込められているようですね。 桜だけでなく、このほかにも様々な種類のお花をお楽しみいただけます。 皆様も、お花見マップを片手に小野路の春を見つけに来ませんか?

 

 

 

 

 

【町田小野路霊園でゆったりお花見しませんか】

日本のお花見と言えば「ソメイヨシノ」。町田小野路霊園でも、霊園をぐるりと囲むように「ソメイヨシノ」が植えられています。近隣の桜より満開時期が1週間ほど遅いのが特徴。今年お花見をしそびれた、、、という方は町田小野路霊園にぜひお越し下さい。きっとお花見が楽しめます!

管理事務所では、町田小野路霊園でのお花見をお楽しみいただくために、プチお菓子をご用意しています。

お参りついでに、ぜひ管理事務所にお立ち寄りくださいね。その際、「ホームページの記事を見た」と言っていただけると、とても嬉しいです!

トップへ戻る