ペット霊園

平成30年度春季合同法要執り行われました

平成30年3月25日(日)倫勝寺 馬場ご住職をご導師としてお迎えし、第30回春季合同法要が執り行われました。

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~馬場ご住職の法話より~

本日は沢山の方にお越し頂き、お彼岸の良いお参りになったと思います。

さて、一人暮らしの女性が、小さなワンちゃんと一緒に暮らしていたそうです。二人はとても仲良くて、何処に行くにも自転車の前カゴにワンちゃんを乗せ、一緒に買い物や散歩に出かけていました。それを近所の人達は、ほほえましい気持ちで見ていたそうです。 ある時、犬の鳴き声がもの凄くするので行ってみると、その女性とワンちゃんが自転車ごと倒れていました。急いで救急車を呼び、病院に運んだのですが、時すでに遅く、その女性は脳卒中で亡くなってしまいました。その女性には身寄りがなく、お葬式も近所の人達が出してくれました。その間、ワンちゃんは棺の側から離れなかったそうです。ひとりぼっちになったワンちゃんですが、近所の人達も、そのワンちゃんを引き取るのは難しい状況でしたので、ある獣医さんに「先生なんとかなりませんか」とお願いしました。獣医さんがお家に出向くと、ご飯を食べずにやせたワンちゃんがお骨箱の前にうずくまり、抱き上げようとしても座布団にしがみついて離れないのだそうです。 これは駄目だなと思い、栄養剤を打って帰ってきました。そんな事が何回か続いたある日、行ってみるともう亡くなっていたそうです。「この子は亡くなった女性と一緒に向こう側に行きたかったのかもしれない。この女性以上に自分の事を分かって可愛がってくれる人はいないと思ったんだろうな。来るたびに注射を打っていたから、痛い思いをさせてかわいそうな事をしてしまった・・・。」と思ったそうです。

小さい子達は小さい子達なりの愛情を持って、私たちと接してくれているはずです。皆様方がこうやってお参りに来られたり、ふとした拍子に思い出したりして「あの頃こんな事があった、こんな風に元気づけられた、癒してもらった」と、思い出を忘れずに、過ごしていただければ、より沢山の愛情が向こう側から得られる事と思います。

 

<スタッフより>

毎回、皆様に天候のご心配をおかけしますが、今回は爽やかな晴天に恵まれました。30回を迎えることができ、沢山のご家族にご参列いただき誠にありがとうございます。次回の合同法要は、9月下旬の開催を予定しております。