良いお墓を作るためにも墓石の種類を知っておこう

良いお墓を作るためにも墓石の種類を知っておこう

意外に選ぶのも大変

お墓を建てるときには、まず墓石選びをする必要があります。石材店に相談をすれば、カタログなどを見せてくれ、その中から気に入った石材やデザインを選ぶこともできます。しかし、最近では生前墓をたてる人も増え、こだわりのお墓を建てたいと考えている人も増えてきています。しかし、この墓用の石材には多くの種類があり、こだわるほど墓石選びは大変になってきます。

その大変な理由の一つが石材の種類の多さです。墓石に使用される石は種類が多くそれぞれの石材に特徴があり、この中から一つの石材を選ぶ必要があります。石材の種類が多いといっても何が違うのかと思う人もいるでしょう。石材によって価格も違えば、強度や色の違いがあります。高級品と呼ばれるものもあれば、安価な石材もあり、どの石材を使うかによってお墓の値段も大きく違ってきます。また、石材の種類によって強度が違うため、長持ちする石もあれば、経年劣化を起こしやすい石もあります。色が違うのも大きな特徴で、色によってお墓の雰囲気も違ってきます。

お墓は石材だけでなく、デザインにも違いがあります。お墓参りをしたときに、最近変わったお墓が目立ってきたと感じる人もいるのではないでしょうか。昔ながらのデザインのお墓もあれば、洋風のお墓を建てる人も増えてきています。このデザインによって、それぞれメリットやデメリットも違います。

このようにお墓といっても石材の種類やデザインの違いがあり、お墓を建てるときにはその中から一つを選ぶことになります。特にこだわりのお墓を建てたいと考えている人は、経済的負担も考えながら、石材やデザインの種類、メリットやデメリットについて確認しておくことが大切です。

選ぶ判断基準は

石材を選ぶ判断基準の一つに吸水率があります。吸水率とはどのくらい石が水を吸収するかということです。石が水を吸収するのかと思う人もいるかもしれませんが、石にはとても小さな穴が無数にあります。分かりやすく言えばスポンジのような状態で、墓石に水をかけると色が変わりますが、これは石が水を吸収しているからです。この吸水率が低いほど良い石材とされています。

水は小さな隙間でも侵入します。夏場では、石が水を吸収しても問題はないのですが、冬はその水が凍結することがあり、お墓にヒビが入ってしまうことがあります。水は凍ると膨張をするため、雨によって墓石が濡れている状態で凍結することでお墓に悪影響を与えることになります。そのため、吸収率が低いほど長持ちするので、お墓を建てるときには良い石材とされています。

また石材の種類によって強度が違い、これも石材を選ぶ上でのポイントです。圧縮強度が高いほど硬い石とされ、これも長持ちをする石であるかという判断の基準になります。比重も石材の堅さを知る基準となります。同じ大きさの石でも質量が違い、重い石ほど強度も高いと考えられています。

良質な石材ほどキメが細かいため水の吸収率が低く、強度も高いです。このような石材を選ぶのが良いのですが当然価格も高くなります。墓石にはAからEにランク付けをすることができ、Aランクは高価でEランクに近づくほど安価な石材となります。このランクでは産地にも違いがあり、Aランクの石材では日本産も多いのですが、Eランクともなると外国からの輸入品が多くなります。

このようにお墓用の石材といっても様々な違いがあることが分かっていただけたのではないでしょうか。石材を選ぶときには吸収率や圧縮強度、比重や産地などを確認し、自分の予算に合った石材を選ぶと良いでしょう。

デザインも様々

お墓は石材の種類だけでなく、形にも違いがあります。日本人なら誰でもお墓と聞いてイメージするのが和型で、日本にあるお墓の中でも最も多い形でもあります。縦長が特徴で、下から芝台、中台、上台、竿石と積み上げられています。

最近増えてきているのが洋型で、新しくお墓を建てる人の中にはこの洋型を選ぶ人も多くなってきました。洋型は一般的に和型よりも背が低く、幅広なのが特徴です。この洋型の特徴にはメリットがあり、背が低く幅広なことで安定感があるため地震に強い、背が低いことで手入れがしやすいといったことが挙げられます。地震が多い日本では、安定感のある洋型の方が向いているという理由で選ぶ人もいるようです。

和型、洋型の他にもデザイン墓石があります。これは自分の好きなデザインで作ったお墓のことで、個性的な形が多いのが特徴です。生前墓を作るのに、自分を表現したいと考えている人にはこのお墓が向いています。いつまでも自分のことを忘れないでほしいという人の中には、生前墓を個性的なデザイン墓石にする人も存在します。

このように、お墓といっても、和型、洋型、デザイン墓石と様々なタイプがあります。基本的には、どのデザインを選んでもいいのですが、和型以外を選ぶ場合には、一度霊園や墓地の管理者に確認をすることが大切です。霊園や墓地によっては、デザインに規定があるケースもあります。規定がないのであれば問題ないのですが、もし規定があれば、お墓を建てる段階になって問題が発生する可能性もあります。このようなことにならないためにも、事前に確認してから建てると良いでしょう。

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