霊園の選び方でこだわるポイント

霊園は立地と環境を見て選ぼう

霊園は長く使用することになるので、選び方が重要です。しかし、選ぶと言っても重要なポイントは多いので迷うこともあるでしょう。迷わないためにも選び方として大切なポイントがあるのでここでは2つのポイントについて詳しく説明をします。

1つ目のポイントは立地です。立地というのはアクセスのしやすさのことで、これについて考えなければなりません。お墓参りをしやすいかが重要なポイントですが、実際に立地についてチェックしたいことはいくつかあります。まずチェックしたいのが自宅からの距離です。人によって霊園までの距離が異なりますが、できればなるべく近いところを選びたい方が多いのではないでしょうか。あまりにも離れているとお参りまでに時間がかかり、到着までに疲れてしまって大変です。お墓参りがしやすいように自宅からの距離にはこだわった方がいいでしょう。

続いて公共交通機関を使用する場合のことも考えましょう。都心部では車よりも公共交通機関を利用してアクセスをするという方が多いものです。例えば電車やバスなどの利用が挙げられますが、その中でも見ておきたいのが駅から徒歩で行ける距離にあるかどうかと、乗り換え回数などです。実際に駅やバス停から距離があると、通うのに時間がかかるのでお墓参りはしやすくありません。また、乗り換えの回数が多いのも手間がかかるので気軽にお墓参りをすることができなくなります。特に公共交通機関を利用する人は大切なポイントになるので、チェックをすることが必要です。

このように立地は重要になりますが、立地以外にも2つ目は環境について考えた選び方をすることも重要です。霊園は基本的に屋外に設置されていることがほとんどです。外気の影響を直接受ける場所になるので、環境はしっかりと考えなければなりません。考えたいポイントは日当たりや風通しです。例えば一日中日陰の環境だと湿気がこもってしまい、カビなどが生える原因になります。また、風通しが悪いと湿気がこもってしまいます。日当たりや風通しが大切なので、現地に足を運んで見るようにしましょう。そして、水はけや地盤もチェックが必要です。水はけが悪く水が溜まってしまうと地下部の納骨棺に影響を及ぼしてしまう可能性があります。劣化が早くなるので避けた方がいいですし、地盤が緩いところでは自然の影響などでお墓が崩れてしまう可能性もあります。このように、環境について見て選ぶことも大切なので、しっかりとこだわって選ぶようにするといいでしょう。

霊園は設備や費用を見て選ぶことも大切

霊園はいつまでも安全に長くお墓を維持するためにも立地や環境について考えることが大切です。しかし、その他にも設備や費用について考えて選ぶことも大切なので、ここでは2つのことについて具体的に説明します。

まず設備についてですが、霊園によって環境は異なります。チェックしたいこととしては、まず駐車場があるかどうかです。お墓参りは土の手入れなどをすることがあるので、手入れをする道具などを持ち運ぶことがあります。こういった場合には車でのアクセスをする方も多いでしょう。しかし、特に都心部では駐車場の設置があるところとないところがあります。車でなければアクセスできない距離にある場合は、駐車場の有無は確認してから選んだ方がいいでしょう。

また、バリアフリー設計になっているかも重要です。お墓は若いうちに建てたとしても、長年お墓参りをすることになるので、歳を重ねても通い続けることになります。将来的に見ても通いやすい設備環境になっているかどうかは重要なので、バリアフリー設計になっているかどうかを若い人でもチェックしておく必要があります。また、費用についてもじっくりと考えて選ぶようにしましょう。主にお墓の費用は墓石費用、永代使用料、管理費などが発生します。これらはそれぞれ霊園によっても価格が異なるので、どのくらいの費用がかかるかをチェックすることが大切です。このように、霊園は設備や費用も見て選ぶようにしましょう。

霊園を紹介しているコンサルタントの選び方

霊園はそれぞれコンサルタントによって扱っているところが異なります。異なる部分があるので、どこのコンサルタントに依頼するかも重要になります。ここではどこを選ぶといいのかについて解説します。

まず1つ目はアフターサービスがあるところです。例えばお墓を建てた後にお墓以外の葬儀の相談やお墓参りに行けない時の代行など、こういったアフターサービスを行っているコンサルタントも存在しています。アフターサービスが充実しているのとしていないのとでは満足度が違うので、なるべく霊園を選ぶ前には調べておきたいポイントです。

また、2つ目は霊園づくりにこだわっているかも重要です。霊園はそれぞれ業者によってつくり方が異なります。なるべく地質調査をしっかりと行っているところなど、しっかりとこだわって作っているところを選ぶと失敗することはないでしょう。

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