改葬とは何か

改葬とは何か

近年増えてきている改葬とは

お墓を所有している人たちの中には改葬について考えている人もいるのではないでしょうか。近年では多いと言われていますが、そもそも改葬とは何でしょうか。改葬とは簡単に説明をするとお墓の引っ越しのことを言いますが、法律などでも決められており、その手順に沿って行わなければなりません。

近年耳にすることが多くなってきていますが、全国でも2000年代に入ってからどんどん増えており、ここ数年では数万件以上もの人たちが実施していると言われています。では、なぜ今改葬を行う人が増えているのでしょうか。その理由としては単身世帯の増加が原因だと言われています。これまでの日本は家族が同じ土地に住み続け、お墓を長男に受け継ぐスタイルが一般的でした。しかし、今の時代はこういった日本の風習がなくなりつつあります。

現代では企業の本社などを東京などの都心部に構えており、事務所や工場は全国各地または世界に展開しています。このような時代背景もあり、受け継いだお墓が必ずしも生活圏内にあるということはありません。中には地方まで行ってお墓参りをしたり、清掃を行ったりすることもありますが、忙しいと定期的に通うことすら難しくなります。昔のように同じ土地に家族が住み続けるということは難しく、バラバラになることもあるため、同じ場所にあるお墓を守ることが難しいと言われています。中には定期的に掃除などをすることもできず、誰のお墓かもわからない無縁墓地も増加していると言われています。無縁墓地になると墓じまいを勝手にすることもできないため、放置され、深刻な問題となっています。こういった問題を防ぐためには、改葬をすることがスムーズに解決できる道筋だと言われています。

中には墓じまいと同じだと思っている人もいますが、墓じまいとは完全にお墓をなくしてしまうことを言い、改葬はお墓を移すということになるので、なくすことはありません。住んでいる地域に移すことで近くなるので、お墓参りもしやすくなり、無縁墓地となることもありません。このように改葬という形でお墓を受け継いでいくことも大切なこととなるので、特に家族がバラバラに暮らしている家庭は一度検討してみてはいかがでしょうか。

改葬までの流れについて

改葬を行うためには決められた手順によって行わなければなりません。法律などでも決められているため、しっかりと正しい手順を守りましょう。まず初めに古いお墓から遺骨を取り出します。次に前まであったお墓の土地を更地の状態にしてお墓を新しい土地に移動させます。それから、新しいお墓の使用権を得ることができます。最後に遺骨を新しいお墓に入れます。

大まかに説明すると四つの手順があり、これが終わるとすべての作業が完了となります。しかし、この手順を行っていくにあたって、色々な知識が必要となり、行政による許可や書類の提出なども必要になります。そもそもなぜ、許可が必要なのかというと、遺体や遺骨を取り出して他の場所に移すというのは犯罪行為になる可能性も高いからです。こういった誤解をされないためにもしっかりと許可を取ることが重要になります。これらは法律で決められていることなので、法律に従って手順を進めることが大切です。では、事務的な手続きはどのようなことがあるのかということですが、まず初めに移転先の墓地管理者から受け入れ証明書をもらいましょう。

次に現在の墓地管理者から埋葬証明書をもらいます。これが終わったら二つの証明書を、現在あるお墓の市区町村に提出し許可証をもらいます。この許可証がないと手続きを進めることはできません。そして、許可証を現在の移転先の墓地管理者に提示して遺骨の移動をします。ここまで完了したら改葬の手続きが終了します。このように、簡単そうに見えて色々とやらなければならないことがありますし決められたルールもあります。スムーズに作業を進めるためにも、心配な方は事前に代行で行ってくれる業者への依頼を検討するといいでしょう。

不安な時は専門業者に依頼をしよう

改葬をしたいという場合、基本的に知識を知らない人たちだけが行うのは難しいと言われています。実際に移動させる作業もあるので、専門的知識をもつ業者の手助けは必要不可欠です。しかし、業者と言っても複数いるので納得の改葬を行うためにも選び方は重要です。

では、選ぶ時にはどんな部分を見ればいいのかということですが、サポート体制が充実しているかについて確認しましょう。サポート体制が充実していれば見積もりなどをしてくれるので、改葬にどのくらいの費用が必要なのかなどを全て行ってくれます。また、改葬の際には霊園選びも重要ですが、霊園を探す時にも依頼すれば資料などを送ってくれるので、より納得の場所を選びやすくなります。選び方は重要になるので、スムーズに進めるためにも専門的知識のある業者への依頼について考えるといいでしょう。

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